<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>ビジネス &#8211; Gyahun工房 | コンテンツクラフト　記事制作　書籍編集</title>
	<atom:link href="https://gyahunkoubou.biz/category/business/feed" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://gyahunkoubou.biz</link>
	<description>フリーライター・ユニット〈Gyahun工房〉のオフィシャル・サイトです</description>
	<lastBuildDate>Mon, 28 Mar 2022 06:56:51 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=7.0</generator>

<image>
	<url>https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2024/01/cropped-Gya_ロゴ2024_600px-32x32.png</url>
	<title>ビジネス &#8211; Gyahun工房 | コンテンツクラフト　記事制作　書籍編集</title>
	<link>https://gyahunkoubou.biz</link>
	<width>32</width>
	<height>32</height>
</image> 
	<item>
		<title>生涯現役のライターをめざすならノートと鉛筆を使おう</title>
		<link>https://gyahunkoubou.biz/lifetime-of-work.html</link>
					<comments>https://gyahunkoubou.biz/lifetime-of-work.html#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[米田政行]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 03 Jul 2021 00:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ビジネス]]></category>
		<category><![CDATA[フリーランス]]></category>
		<category><![CDATA[ライターの心得]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://gyahunkoubou.biz/?p=812</guid>

					<description><![CDATA[〈生涯現役〉に憧れます。「アーリーリタイア」という生きかたが持て囃はやされることもありますが、サラリーマンが定年を迎える前に前線から退く。「アーリーリタイア」にはそんなイメージがあります。フリーランスに定年はないのですか [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">〈<strong>生涯現役</strong>〉に憧れます。「アーリーリタイア」という生きかたが持て<ruby>囃<rt>はや</rt></ruby>されることもありますが、サラリーマンが定年を迎える前に前線から退く。「アーリーリタイア」にはそんなイメージがあります。フリーランスに定年はないのですから、〈生涯現役〉で仕事をしてもいいはずです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一方で、「ほんとうに〈生涯現役〉でいられるかしら？」という不安もあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ライターが〈生涯現役〉でいるためにはどうすればいいのでしょうか？　今回はこの問題を考えます。</p>



<h2 class="deco-gray wp-block-heading">プロフェッショナルは自分の身体で仕事をしている</h2>



<p class="wp-block-paragraph">プロフェッショナルの中に〈生涯現役〉で亡くなる人たちがいます。たとえば、有名な俳優や芸術家などの訃報を見聞きすると、「ああ、この人は〈生涯現役〉だったんだな」と感心することが多々あります。スポーツはくわしくないのですが、レスラーなども長く活躍する人が多い職業だそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">翻って、ライターはどうでしょう？　〈生涯現役〉の生きかたは可能なのでしょうか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">じつは「必ずしもそうではないかも」というのが今回の問題提起です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">経済的な理由、すなわち「ライターで食えなくなる」ことで現役から退くケースもあるでしょう。ここで考えたいのはそういう話ではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">先に挙げた俳優や芸術家、レスラーは、それぞれ職業は別でも共通点があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それは「<strong>仕事の道具がみずからの身体である</strong>」こと。</p>



<p class="wp-block-paragraph">レスラーはまさに自分の肉体が武器でしょう。俳優も自分の身体を使って表現するのが仕事です。芸術家は、筆や絵の具、キャンバスといった道具を使っているでしょうが、仕事の核心は頭脳から生み出されるアイデアだったり、インスピレーションだったりするはずです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ここに〈生涯現役〉で生きるためのヒントが隠されているのではないか？　と思うのです。</p>



<div class="wp-block-group"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-flow wp-block-group-is-layout-flow">
<h2 class="deco-gray wp-block-heading">〈生涯現役〉の人はパソコンに頼っていない</h2>



<p class="wp-block-paragraph">現代の仕事は、パソコンを使って行なうのが主流となっています。ライターも例外ではありません。でも、近年〈生涯現役〉で亡くなる人でパソコンをメインで使っている人は少ないように思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">パソコンはまったく使っていないか、使っていても連絡手段としてメールをやりとりするぐらい、という人が多いような気がします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">つまり、〈生涯現役〉でいるためには、「仕事の道具のメインは身体、サブがパソコン」でなければならないようなのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、〈生涯現役〉で亡くなったアニメ監督の高畑勲氏は、手書きのノートや絵コンテが仕事の中心でした<small>（ちなみに、監督の机にはパソコンも置いてあり、一部の作業には活用していたようです）</small>。</p>



<p class="wp-block-paragraph">なぜ、〈生涯現役〉で亡くなる人は、パソコンは仕事の中心ではなかったのでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">真っ先に浮かぶ理由としては、一般的にパソコンが仕事の道具として使われるようになってから、20年ぐらいしか経っていない点が挙げられます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">〈生涯現役〉で亡くなる人は、これまで40〜50年にわたりその仕事をやりつづけてきたわけですから、パソコンを使わずに仕事をしてきた期間のほうが長いはずです。パソコンなしで仕事を行なうスタイルが確立されていた。<strong>パソコンはまったく使わないか、サブとしての使い方にとどまる。それでも、しっかり結果を出せた</strong>、ということでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">では、いまパソコンをメインで使って仕事をしている人が、数十年後に死ぬまで使いつづけることはできるでしょうか。できるなら、パソコンをメインに使いながら〈生涯現役〉をめざせそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">でも、残念ながらそうはならないのでは？　という疑問があるのです。</p>
</div></div>



<div class="wp-block-group"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-flow wp-block-group-is-layout-flow">
<h2 class="deco-gray wp-block-heading">明日パソコンが使えなくなっても仕事ができる？</h2>



<p class="wp-block-paragraph">仕事の道具のメインがパソコンになっている。これは、「〈自分〉が〈パソコン〉を使って仕事をしている」のではなく「〈パソコン〉が〈自分〉を使って仕事をしている」状況だと私は考えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これをもう少しわかりやすくしてみます。かりに明日からパソコンが使えなくなっても、その仕事が成り立つか？　という話に置き換えてみましょう。一時的に使えなくなるのではなく、（あくまで仮定として）パソコン禁止令などが出されて、将来にわたってパソコンで仕事ができなくなる事態を想定してみます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、俳優がそんな事態に陥ったらどうでしょう？　仕事にはほとんど影響はなさそうです。芸術家も（パソコンをメインに使って創作をしていないなら）活動を続けられそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">では、ライターはどうでしょう？</p>



<p class="wp-block-paragraph">ほんの少し前まで、文章を作成するのに原稿用紙が使われていました。私がプロになったころ、すでにワープロで執筆するのが主流になっていましたが、まだ原稿用紙で入稿する著者も珍しくありませんでした。私自身、ふだんはワープロを使っていましたが、校正紙に添付するサシカエ原稿などは、手書きの原稿用紙を使っていた時代もあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">現在、原稿用紙を使って仕事をしているライターはほとんどいないでしょう。ライターは、俳優や芸術家とは異なり「<strong>仕事の道具のメインがパソコン、サブが自分の身体</strong>」になってしまっているのです。</p>
</div></div>



<h2 class="deco-gray wp-block-heading">未来の“パソコン”を使いこなせるか？</h2>



<p class="wp-block-paragraph">ライターを含めたビジネスパーソンにとって、パソコンが仕事のメインの道具になるなど、20年前に現実味をもって予想できた人はほとんどいなかったはずです。最近では、パソコンに加えて、スマートフォンやタブレットなどを仕事に活用する人も増えてきました。これも20年前どころか10年前には想像すらできなかったでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">では、いまより技術が発達するであろう数十年後、仕事の道具はどうなっていくのでしょう？　いまのパソコンやスマートフォンが使われつづけるかもしれません。あるいはまったく別の、いまは想像すらできない新しいデジタル機器が発明され、それが仕事に使われるようになっているかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、スマートフォンのように端末を持ち歩くのではなく、脳にチップを埋めこんで、脳から直接インターネットにつながるようになるかもしれません。頭で考えるだけで検索でき、モニターがなくてもサイトを閲覧できる。そんな未来がやってくるかもしれないのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">仕事の道具が時間とともに進化するのに反比例するように、私たちの身体機能は衰えていきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">かりに脳にチップを埋めこみ、それを仕事の道具として使うようになったとします。衰えた身体（脳）で、それをうまく使いこなせるのでしょうか。そもそもチップの埋めこみには、「60歳以下」などの年齢制限が設けられるかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">将来、パソコンやスマートフォンが脳のチップに置き換わったとします。脳のチップは老人の脳では使えないとしましょう。そう仮定すると、<strong>いまのパソコンをメインに使って仕事をしている人は、パソコンのカタチが変われば仕事はつづけられなくなります。</strong>かといって、未来のパソコンにあたるデジタル機器（脳のチップなど）を使って仕事をすることもできない。その結果、お払い箱にされてしまう。そんな悲劇も想像できるのです。</p>



<h2 class="deco-gray wp-block-heading">ノートと鉛筆はＡＩには使えない</h2>



<p class="wp-block-paragraph">「AIに人の仕事が奪われる」。そんな未来像が取り沙汰されています。これは見方を変えると「パソコンをメインで使っている人の仕事がAIに奪われる」と考えることもできそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">先に述べたように、「パソコンをメインで使っている」のは「〈パソコン〉が〈自分〉を使って仕事をしている」のとおなじです。〈自分〉よりAIのほうが合理的ならば、両者が置き換わるのは必然であるわけです。「〈パソコン〉が〈AI〉を使って仕事をする」ほうが合理的に決まっています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">では、そんな事態に私たちはどのように対処すればよいのでしょうか。どうやって〈生涯現役〉をめざせばよいのでしょう？</p>



<p class="wp-block-paragraph">これまでの考察から、必然的に「<strong>仕事の道具としてパソコンをメインに使わない</strong>」という答えが導き出されます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ライターを例にとれば、かつてのように「原稿は原稿用紙に書く」のも有効かもしれません。ただ、いまは原稿用紙に書いた原稿で入稿を受けつけてくれるケースはまずないでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">であれば、まずは原稿用紙に文章を書き、それをあらためてパソコンに打ちこむ方法が考えられます。ただ、入稿は問題ないでしょうが、時間がかかりすぎてやはり現実的とはいえません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そこで、<a rel="noreferrer noopener" href="https://gyahunkoubou.biz/creative-writing.html" target="_blank">こちらの記事</a>でも提案したように、<strong>仕事の核心となる部分に、みずからの身体を使う、つまり手書きの作業を導入すればいい</strong>のです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ライターの仕事の核心部分とは、過去の記事で述べたように、じつは「文章を書く」作業ではありません。「何をどう書くか」を考える部分なのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一連の作業の核心となる部分、全体を概観し方向性を考える作業に手書きを導入すればいいわけです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ライター以外の職業の人も考えかたはおなじです。たとえば、問題の発見や目標設定、長期的なスケジューリングなど、自分の仕事を俯瞰するような作業はパソコンよりも手書きが向いていると思います。個人的な経験では、ノートにペン、あるいは鉛筆で書く方法が最適です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「考える」のは、みずからの脳を働かせる行為です。ノートやペンは、サブとして使うだけ。メインの道具は身体なのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「考える」作業はAIにはまかせられません。パソコンに使われるモノとしての〈人〉ではなく、仕事の主体としての〈人〉が担う部分だからです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">将来、私たちが老いて未来のパソコンを使いこなせなくても（たとえば脳にチップを埋めこめなくなっても）、仕事の核心部分をみずからの身体で行なっていれば、時代に取りのこされることなく、〈生涯現役〉でいられるのではないでしょうか。</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://gyahunkoubou.biz/lifetime-of-work.html/feed</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>検索エンジンの次に来るモノは？</title>
		<link>https://gyahunkoubou.biz/next-to-search-engines.html</link>
					<comments>https://gyahunkoubou.biz/next-to-search-engines.html#comments</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[米田政行]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 01 Sep 2019 02:30:20 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ビジネス]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://gyahunkoubou.biz/?p=464</guid>

					<description><![CDATA[「検索エンジンの次に来るモノは？」というタイトルですが、本記事はその〈問題〉を解決するものではありません。 「ふざけるな！」とお怒りの方もいるかもしれません。しかし、そこにコトの〈本質〉があると思うのです。「検索エンジン [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">「検索エンジンの次に来るモノは？」というタイトルですが、本記事は<strong>その〈問題〉を解決するものではありません</strong>。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「ふざけるな！」とお怒りの方もいるかもしれません。しかし、そこに<strong>コトの〈本質〉がある</strong>と思うのです。「検索エンジンの次に来るモノ」のヒントが……。</p>



<h2 class="deco-gray wp-block-heading">検索エンジンは〈問題解決〉のツールである</h2>



<p class="wp-block-paragraph">そもそも〈検索エンジン〉とはなんでしょう？</p>



<p class="wp-block-paragraph">検索窓にキーワードを打ち込むとサイトの一覧が表示されるサービス。もう少しくわしくいえば、<strong>検索窓に〈問題〉を入力すると、その〈問題〉に対する〈解決策〉を得られる</strong>サイトが表示されるサービスです<small>（最近では、検索エンジンそのものが〈解決策〉を示す場合もありますね）</small>。</p>



<p class="wp-block-paragraph">みなさんもご存じのとおり、いまのインターネットでは、<strong>ユーザーの〈問題〉に対して〈解決策〉を与えるサイト</strong>が主流となっています。説明するまでもありませんが、いちおう確認すれば、そのようなサイトが検索エンジンで上位に表示され、経済的な利益も大きいため、いわば“市場の原理”によって、いまの状況が生まれているわけです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただし、あくまで“いまのところは”であって、<strong>今後はこの状況が変わっていく可能性が高い</strong>のです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">独立研究者・著作家の山口周さんは、著書<strong>『ニュータイプの時代』</strong><small>（ダイヤモンド社）</small>で次のように述べています。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p>私たちは人類史の中で初めて「問題が希少で解決策が過剰」という時代に突入しつつあります。</p></blockquote>



<p class="wp-block-paragraph">これまで社会では「問題解決」の能力が求められてきました。しかし、物質的なニーズや不満がほぼ解消されてしまった現在、〈問題〉を解決する能力の価値は低下しはじめています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そう考えると、いまインターネットにあふれている<strong>〈問題解決〉のサイトの価値は下がっていく</strong>ことが予想されます。もちろん、〈問題解決〉サイトのニーズがゼロになるのではなく、一定の分野<small>（健康やお金・法律などの疑問や悩みに答えるようなもの）</small>は残るでしょう。ただ、いまよりは相対的に価値が下がるということです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、そうなれば、必然的に<strong>検索エンジンの有用性もいまよりは下がっていく</strong>ことになります。検索エンジンの“王者”であるGoogleが衰退するか、あるいはGoogleが検索エンジンに代わるサービスを打ち出してくるのは容易に予想できます<small>（現在もGoogleが提供するサービスは検索エンジンだけではありませんが）</small>。</p>



<p class="wp-block-paragraph">では、山口さんの言うように、〈解決策〉が過剰な時代に求められる能力とはなんでしょう？　それは<strong>〈問題〉を発見する能力</strong>だといいます。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p>誰も気づいていない問題を見出し、経済的な枠組みの中で解消する仕組みを提起する「課題設定者＝アジェンダシェイパー」が、ニュータイプとして大きな価値を生むことになるでしょう。</p></blockquote>



<p class="wp-block-paragraph">これをインターネットに敷延すると、これまでの〈問題解決〉サイト、およびそれを集めた検索エンジンの価値は下がり、<strong>〈問題〉を発見するサイトやサービスが求められていく</strong>ことになります。それこそが、「検索エンジンの次に来るモノ」となるわけです。</p>



<h2 class="deco-gray wp-block-heading">〈問題〉とは〈理想〉と〈現実〉のギャップ</h2>



<p class="wp-block-paragraph">とはいうものの、「検索エンジンの次に来るモノ」になり得る「<strong>〈問題〉を発見するサイトやサービス</strong>」とは、具体的にどんなものなのでしょう？</p>



<p class="wp-block-paragraph">それがわかれば、ひと財産築けそうですが、それがなんなのかは少なくとも私の頭のなかにはありません。しかしながら、論理的に考えていくことで、漠然としたイメージ図は描けそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そもそも〈問題〉とはなんでしょうか？　<strong>〈問題〉とは「〈理想〉と〈現実〉の<ruby>乖離<rt>ギャップ</rt></ruby>」</strong>と定義できます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私たちはふだんから「それが問題だ」と言ったりします。たとえば、「部屋が散らかっているのが〈問題〉」なのは、「部屋が片づいている」のが〈理想〉だけど〈現実〉がそうなっていないからだし、「売り上げが下がっているのが〈問題〉」は、「売り上げが上がる」という〈理想〉に対し「下がっている」という〈現実〉を指しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そうなると、「〈問題〉を発見するサイトやサービス」とは「<strong>〈理想〉と〈現実〉のギャップを見つけてそれを示すモノ</strong>」「〈理想〉と〈現実〉のギャップを見つける助けとなるモノ」ということになります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">では、「〈理想〉と〈現実〉のギャップ」はどう見つければいいのでしょう？　それは「<strong>〈現実〉を正しく認識し、〈理想〉とする状態とすり合わせる</strong>」ことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これをインターネットのサイトやサービスにあてはめてみましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まず、「〈現実〉を正しく認識」するために<strong>「こういう〈現実〉がありますよ」と提示するサイトやサービス</strong>が考えられます。たとえば、政府や公共団体、あるいは企業が発表している各種レポートや調査報告を得られるサイトがそれに該当するでしょう。ただ、そういったサイトは現に存在していますから、ここで考えている「検索エンジンの次に来るモノ」とは言いがたい。</p>



<p class="wp-block-paragraph">注目すべきは、<strong>「〈理想〉とする状態」を示すサイトやサービス</strong>です。それこそがこれからの時代に価値の高まるものであり、「検索エンジンの次に来るモノ」だと予想できます。</p>



<h2 class="deco-gray wp-block-heading">ニュースは〈問題〉を見つけていない</h2>



<p class="wp-block-paragraph">ここで少し脇道にそれますが、ここまでお読みの方は、次のような疑問が頭に浮かぶかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><em>「〈問題〉を発見するサイトやサービス」ならすでにあるじゃないか。ニュースサイトや個人のブログ・SNSだって、毎日のように〈問題〉を指摘しているぞ？</em></p>



<p class="wp-block-paragraph">たしかに、ニュースサイトは、<strong>社会で起こった出来事（現実）のなかから〈問題〉と思われるモノを読み手に伝えている</strong>。そう考えることもできます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかしながら、ここで〈問題〉の定義を思い出してください。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>〈理想〉と〈現実〉のギャップ</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">じつは、一般のニュースサイトやブログ・SNSで〈問題〉としているモノのほとんどは、<strong>〈現実〉ではあるかもしれませんが〈理想〉の視点が欠けている</strong>のです。あるいは、あるけれどそれがわかりにくかったり、〈問題〉と〈理想〉の関係が論理的でなかったりする。つまり、<strong>ほんとうの意味で〈問題〉ではない</strong>のです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これは、いまの世のなかに<strong>〈理想〉が不足している</strong>からで、だからこそ〈理想〉を示すサイト・サービスが重要であるといえます。</p>



<h2 class="deco-gray wp-block-heading">iPhoneは〈問題〉と〈解決策〉のセット</h2>



<p class="wp-block-paragraph">では、<strong>〈理想〉をユーザーに提供するサイトやサービス</strong>とはどんなものでしょう？　前述のとおり、それがわかれば大富豪になれるわけですが、インターネットのサイトやサービスだとイメージしづらいかもしれないので、製品（プロダクト）の例を考えてみましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そうなると、まず頭に浮かぶのが<strong>iPhone</strong><small>（スマートフォン）</small>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>この世にある多くの製品は、〈問題〉に対する〈解決策〉として生み出されています</strong>。たとえば、住宅は雨風をしのぎたいという〈問題〉に対する〈解決策〉だし、頭痛薬は頭が痛いという〈問題〉に対する〈解決策〉です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ところが、<strong>iPhoneはなんらかの〈問題〉に対する〈解決策〉にはなっていない</strong>のです。いまでこそ、スマホは私たちの生活や仕事に浸透しているので、あるとき突然つかえなくなったら困り果ててしまうでしょう。けれども、最初からこの世に存在していなかったとしたら、それはそれでとくに困るようなことはなかったはずです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">iPhoneは強いて言うなら、<strong>「iPhoneを使いこなしている生活」が〈理想〉</strong>であることを示し、<strong>「iPhoneがない」という〈現実〉を〈問題〉</strong>とします。そして、その<strong>〈解決策〉としてiPhone</strong>を私たちに提示しているといえます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そう考えると、Googleの検索エンジンもじつはインターネットにおける“iPhone”とみなせます。検索エンジンの機能そのものは〈解決策〉の提示ですが、「検索して解決できる」という〈理想〉をユーザーに提供しているサービスと考えることができます。検索エンジンも私たちはいまそこに存在するから使っているだけで、もしこの世になかったのなら、それはそれでなんとかなっていたでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ようするに、<strong>GAFA<small>（Google・Amazon・Facebook・Apple）</small>と呼ばれる企業は私たちに〈理想〉を提示している</strong>。だからこそ、企業の価値も高い<small>（＝儲かっている）</small>わけです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もっとも、これらの企業は〈理想〉と〈解決策〉をセットで提供しているため、うがった見方をすれば、私たちは〈理想〉を押しつけられているだけなのかもしれません。GAFAの功罪についてはあらためて検証する必要はあるでしょう。</p>



<h2 class="deco-gray wp-block-heading">フィクションが〈理想〉を提示する？</h2>



<p class="wp-block-paragraph">〈理想〉をつくり提示することは、GAFAのような大企業（それも世界トップクラスの）でないと無理なのでしょうか？　「現状そうなっている」ことは「そうでなくてはならない」ことを意味しません。<strong>GAFAクラスの企業でないと〈理想〉が示せないなんてことはない</strong>はずです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">では、日本の大企業・中小企業、あるいは個人のレベルでできる、<strong>〈理想〉の創造と提示を行なうサイト・サービス</strong>とは？</p>



<p class="wp-block-paragraph">しつこいようですが、それがわかったら億万長者——なのですが、「もしかしたら……」「ひょっとすると……」と頭に浮かぶのが、フィクションや娯楽作品を提供するコンテンツです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、私は<a href="https://gyahunkoubou.com/gyahun9-part4.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">こちらで〈天国アニメ〉という概念を提唱しています</a>。いわば<strong>〈理想〉だけしか存在しない世界を描く</strong>作品です。もちろん、これらはあまりにも現実世界とかけはなれた<ruby>虚構<rt>フィクション</rt></ruby>ですから、私たちの生活に役立つようなサービスにはなりにくい<small>（観て楽しいという効用はありますが）</small>。そもそもこれらの作品は「〈理想〉を描く」目的でつくられたわけではありません<small>（私が勝手にそういう作品だと解釈しているだけですので）</small>。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、<strong>虚構世界を描くというプロセスをインターネットのコンテンツとしてチューニングする</strong>ことで、検索エンジンの代わりにはならないまでも、〈理想〉を提示し〈問題〉を発見するモノとして価値は高まっていくのではないか。そんな漠然とした予感があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そもそも〈理想〉は虚構であり、虚構だからこそ〈理想〉ともいえます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そもそもコンテンツそれ自体は〈解決策〉にならなくていいのです。<strong>求められているのは〈問題〉の発見であり、それを見つけるための〈理想〉</strong>なのですから。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「検索エンジンの次に来るモノは？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">本記事でその〈解決策〉は示せませんが、少なくとも<strong>そういう〈問題〉があることは発見できた</strong>といえるのではないでしょうか。</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://gyahunkoubou.biz/next-to-search-engines.html/feed</wfw:commentRss>
			<slash:comments>2</slash:comments>
		
		
			</item>
	</channel>
</rss>
