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	<title>フリーランス &#8211; Gyahun工房 | コンテンツクラフト　記事制作　書籍編集</title>
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	<description>フリーライター・ユニット〈Gyahun工房〉のオフィシャル・サイトです</description>
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	<title>フリーランス &#8211; Gyahun工房 | コンテンツクラフト　記事制作　書籍編集</title>
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		<title>生涯現役のライターをめざすならノートと鉛筆を使おう</title>
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		<dc:creator><![CDATA[米田政行]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 03 Jul 2021 00:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ビジネス]]></category>
		<category><![CDATA[フリーランス]]></category>
		<category><![CDATA[ライターの心得]]></category>
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					<description><![CDATA[〈生涯現役〉に憧れます。「アーリーリタイア」という生きかたが持て囃はやされることもありますが、サラリーマンが定年を迎える前に前線から退く。「アーリーリタイア」にはそんなイメージがあります。フリーランスに定年はないのですか [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>〈<strong>生涯現役</strong>〉に憧れます。「アーリーリタイア」という生きかたが持て<ruby>囃<rt>はや</rt></ruby>されることもありますが、サラリーマンが定年を迎える前に前線から退く。「アーリーリタイア」にはそんなイメージがあります。フリーランスに定年はないのですから、〈生涯現役〉で仕事をしてもいいはずです。</p>



<p>一方で、「ほんとうに〈生涯現役〉でいられるかしら？」という不安もあります。</p>



<p>ライターが〈生涯現役〉でいるためにはどうすればいいのでしょうか？　今回はこの問題を考えます。</p>



<h2 class="deco-gray wp-block-heading">プロフェッショナルは自分の身体で仕事をしている</h2>



<p>プロフェッショナルの中に〈生涯現役〉で亡くなる人たちがいます。たとえば、有名な俳優や芸術家などの訃報を見聞きすると、「ああ、この人は〈生涯現役〉だったんだな」と感心することが多々あります。スポーツはくわしくないのですが、レスラーなども長く活躍する人が多い職業だそうです。</p>



<p>翻って、ライターはどうでしょう？　〈生涯現役〉の生きかたは可能なのでしょうか？</p>



<p>じつは「必ずしもそうではないかも」というのが今回の問題提起です。</p>



<p>経済的な理由、すなわち「ライターで食えなくなる」ことで現役から退くケースもあるでしょう。ここで考えたいのはそういう話ではありません。</p>



<p>先に挙げた俳優や芸術家、レスラーは、それぞれ職業は別でも共通点があります。</p>



<p>それは「<strong>仕事の道具がみずからの身体である</strong>」こと。</p>



<p>レスラーはまさに自分の肉体が武器でしょう。俳優も自分の身体を使って表現するのが仕事です。芸術家は、筆や絵の具、キャンバスといった道具を使っているでしょうが、仕事の核心は頭脳から生み出されるアイデアだったり、インスピレーションだったりするはずです。</p>



<p>ここに〈生涯現役〉で生きるためのヒントが隠されているのではないか？　と思うのです。</p>



<div class="wp-block-group"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-flow wp-block-group-is-layout-flow">
<h2 class="deco-gray wp-block-heading">〈生涯現役〉の人はパソコンに頼っていない</h2>



<p>現代の仕事は、パソコンを使って行なうのが主流となっています。ライターも例外ではありません。でも、近年〈生涯現役〉で亡くなる人でパソコンをメインで使っている人は少ないように思います。</p>



<p>パソコンはまったく使っていないか、使っていても連絡手段としてメールをやりとりするぐらい、という人が多いような気がします。</p>



<p>つまり、〈生涯現役〉でいるためには、「仕事の道具のメインは身体、サブがパソコン」でなければならないようなのです。</p>



<p>たとえば、〈生涯現役〉で亡くなったアニメ監督の高畑勲氏は、手書きのノートや絵コンテが仕事の中心でした<small>（ちなみに、監督の机にはパソコンも置いてあり、一部の作業には活用していたようです）</small>。</p>



<p>なぜ、〈生涯現役〉で亡くなる人は、パソコンは仕事の中心ではなかったのでしょうか。</p>



<p>真っ先に浮かぶ理由としては、一般的にパソコンが仕事の道具として使われるようになってから、20年ぐらいしか経っていない点が挙げられます。</p>



<p>〈生涯現役〉で亡くなる人は、これまで40〜50年にわたりその仕事をやりつづけてきたわけですから、パソコンを使わずに仕事をしてきた期間のほうが長いはずです。パソコンなしで仕事を行なうスタイルが確立されていた。<strong>パソコンはまったく使わないか、サブとしての使い方にとどまる。それでも、しっかり結果を出せた</strong>、ということでしょう。</p>



<p>では、いまパソコンをメインで使って仕事をしている人が、数十年後に死ぬまで使いつづけることはできるでしょうか。できるなら、パソコンをメインに使いながら〈生涯現役〉をめざせそうです。</p>



<p>でも、残念ながらそうはならないのでは？　という疑問があるのです。</p>
</div></div>



<div class="wp-block-group"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-flow wp-block-group-is-layout-flow">
<h2 class="deco-gray wp-block-heading">明日パソコンが使えなくなっても仕事ができる？</h2>



<p>仕事の道具のメインがパソコンになっている。これは、「〈自分〉が〈パソコン〉を使って仕事をしている」のではなく「〈パソコン〉が〈自分〉を使って仕事をしている」状況だと私は考えています。</p>



<p>これをもう少しわかりやすくしてみます。かりに明日からパソコンが使えなくなっても、その仕事が成り立つか？　という話に置き換えてみましょう。一時的に使えなくなるのではなく、（あくまで仮定として）パソコン禁止令などが出されて、将来にわたってパソコンで仕事ができなくなる事態を想定してみます。</p>



<p>たとえば、俳優がそんな事態に陥ったらどうでしょう？　仕事にはほとんど影響はなさそうです。芸術家も（パソコンをメインに使って創作をしていないなら）活動を続けられそうです。</p>



<p>では、ライターはどうでしょう？</p>



<p>ほんの少し前まで、文章を作成するのに原稿用紙が使われていました。私がプロになったころ、すでにワープロで執筆するのが主流になっていましたが、まだ原稿用紙で入稿する著者も珍しくありませんでした。私自身、ふだんはワープロを使っていましたが、校正紙に添付するサシカエ原稿などは、手書きの原稿用紙を使っていた時代もあります。</p>



<p>現在、原稿用紙を使って仕事をしているライターはほとんどいないでしょう。ライターは、俳優や芸術家とは異なり「<strong>仕事の道具のメインがパソコン、サブが自分の身体</strong>」になってしまっているのです。</p>
</div></div>



<h2 class="deco-gray wp-block-heading">未来の“パソコン”を使いこなせるか？</h2>



<p>ライターを含めたビジネスパーソンにとって、パソコンが仕事のメインの道具になるなど、20年前に現実味をもって予想できた人はほとんどいなかったはずです。最近では、パソコンに加えて、スマートフォンやタブレットなどを仕事に活用する人も増えてきました。これも20年前どころか10年前には想像すらできなかったでしょう。</p>



<p>では、いまより技術が発達するであろう数十年後、仕事の道具はどうなっていくのでしょう？　いまのパソコンやスマートフォンが使われつづけるかもしれません。あるいはまったく別の、いまは想像すらできない新しいデジタル機器が発明され、それが仕事に使われるようになっているかもしれません。</p>



<p>たとえば、スマートフォンのように端末を持ち歩くのではなく、脳にチップを埋めこんで、脳から直接インターネットにつながるようになるかもしれません。頭で考えるだけで検索でき、モニターがなくてもサイトを閲覧できる。そんな未来がやってくるかもしれないのです。</p>



<p>仕事の道具が時間とともに進化するのに反比例するように、私たちの身体機能は衰えていきます。</p>



<p>かりに脳にチップを埋めこみ、それを仕事の道具として使うようになったとします。衰えた身体（脳）で、それをうまく使いこなせるのでしょうか。そもそもチップの埋めこみには、「60歳以下」などの年齢制限が設けられるかもしれません。</p>



<p>将来、パソコンやスマートフォンが脳のチップに置き換わったとします。脳のチップは老人の脳では使えないとしましょう。そう仮定すると、<strong>いまのパソコンをメインに使って仕事をしている人は、パソコンのカタチが変われば仕事はつづけられなくなります。</strong>かといって、未来のパソコンにあたるデジタル機器（脳のチップなど）を使って仕事をすることもできない。その結果、お払い箱にされてしまう。そんな悲劇も想像できるのです。</p>



<h2 class="deco-gray wp-block-heading">ノートと鉛筆はＡＩには使えない</h2>



<p>「AIに人の仕事が奪われる」。そんな未来像が取り沙汰されています。これは見方を変えると「パソコンをメインで使っている人の仕事がAIに奪われる」と考えることもできそうです。</p>



<p>先に述べたように、「パソコンをメインで使っている」のは「〈パソコン〉が〈自分〉を使って仕事をしている」のとおなじです。〈自分〉よりAIのほうが合理的ならば、両者が置き換わるのは必然であるわけです。「〈パソコン〉が〈AI〉を使って仕事をする」ほうが合理的に決まっています。</p>



<p>では、そんな事態に私たちはどのように対処すればよいのでしょうか。どうやって〈生涯現役〉をめざせばよいのでしょう？</p>



<p>これまでの考察から、必然的に「<strong>仕事の道具としてパソコンをメインに使わない</strong>」という答えが導き出されます。</p>



<p>ライターを例にとれば、かつてのように「原稿は原稿用紙に書く」のも有効かもしれません。ただ、いまは原稿用紙に書いた原稿で入稿を受けつけてくれるケースはまずないでしょう。</p>



<p>であれば、まずは原稿用紙に文章を書き、それをあらためてパソコンに打ちこむ方法が考えられます。ただ、入稿は問題ないでしょうが、時間がかかりすぎてやはり現実的とはいえません。</p>



<p>そこで、<a rel="noreferrer noopener" href="https://gyahunkoubou.biz/creative-writing.html" target="_blank">こちらの記事</a>でも提案したように、<strong>仕事の核心となる部分に、みずからの身体を使う、つまり手書きの作業を導入すればいい</strong>のです。</p>



<p>ライターの仕事の核心部分とは、過去の記事で述べたように、じつは「文章を書く」作業ではありません。「何をどう書くか」を考える部分なのです。</p>



<p>一連の作業の核心となる部分、全体を概観し方向性を考える作業に手書きを導入すればいいわけです。</p>



<p>ライター以外の職業の人も考えかたはおなじです。たとえば、問題の発見や目標設定、長期的なスケジューリングなど、自分の仕事を俯瞰するような作業はパソコンよりも手書きが向いていると思います。個人的な経験では、ノートにペン、あるいは鉛筆で書く方法が最適です。</p>



<p>「考える」のは、みずからの脳を働かせる行為です。ノートやペンは、サブとして使うだけ。メインの道具は身体なのです。</p>



<p>「考える」作業はAIにはまかせられません。パソコンに使われるモノとしての〈人〉ではなく、仕事の主体としての〈人〉が担う部分だからです。</p>



<p>将来、私たちが老いて未来のパソコンを使いこなせなくても（たとえば脳にチップを埋めこめなくなっても）、仕事の核心部分をみずからの身体で行なっていれば、時代に取りのこされることなく、〈生涯現役〉でいられるのではないでしょうか。</p>
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		<title>プロはリモートワークにモチベーションなんかいらない［在宅勤務のコツ］</title>
		<link>https://gyahunkoubou.biz/remote-work-tips.html</link>
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		<dc:creator><![CDATA[米田政行]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 22 May 2020 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[フリーランス]]></category>
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					<description><![CDATA[オフィスをかまえていないフリーランスは、自宅で仕事をすることが多くなる。あなたは「なかなかモチベーションが上がらない」「プライベートと仕事の切りかえが難しい」「集中力がつづかない」といった悩みを抱えていないだろうか？ も [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>オフィスをかまえていないフリーランスは、自宅で仕事をすることが多くなる。あなたは<strong>「なかなかモチベーションが上がらない」「プライベートと仕事の切りかえが難しい」「集中力がつづかない」</strong>といった悩みを抱えていないだろうか？</p>



<p>もしかしたら、あなたはフリーランスではなくサラリーマンで、リモートワークとして自宅で作業をしているかもしれない。やはり似たような壁にぶつかっているのでは？</p>



<p>〈Gyahun工房〉も作業場は自宅だ。仕事はもちろん、寝起き、映画の視聴、音楽鑑賞、ゲームプレイ、読書など、<strong>あらゆる活動をまったくおなじ空間でおこなっている</strong>。それでも「やる気が出ない」「オン・オフを切りかえられない」「意識があっちこっちに飛んでしまう」などといった問題とは無縁だ。</p>



<p>具体的にどんな工夫をしているのか？</p>



<p>今回は、<strong>プロとしてリモートワーク（在宅勤務）をおこなうための、ちょっとしたコツ</strong>を紹介してみたい。どれも自分が実践し効果のあるものばかりだ。ぜひ参考にしてほしい。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img fetchpriority="high" decoding="async" width="1024" height="614" src="https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2020/05/remote-work-tips_01-1024x614.png" alt="" class="wp-image-560" srcset="https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2020/05/remote-work-tips_01-1024x614.png 1024w, https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2020/05/remote-work-tips_01-300x180.png 300w, https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2020/05/remote-work-tips_01-768x461.png 768w, https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2020/05/remote-work-tips_01-1536x922.png 1536w, https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2020/05/remote-work-tips_01-2048x1229.png 2048w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption><span class="cap"><small>▲〈工房〉では、プライベートの活動と仕事をまったくおなじ空間でおこなっている。ポイントは〈モード・チェンジ〉にある（くわしくは後述）。</small></span></figcaption></figure>



<h2 class="deco-gray wp-block-heading">リモートワークに対する〈感情〉ではなく〈行動〉を変える</h2>



<p>具体的な実践法を紹介する前に、リモートワークをうまくこなすための“心構え”を語ってみる。それを知っておけば、あなたは自分の状況に合わせて実践法をカスタマイズできるはずだ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">自分の〈行動〉にスポットをあてる</h3>



<p>そもそも「モチベーションが上がらない」「切りかえが難しい」「集中力がつづかない」などは<strong>〈感情〉の問題</strong>だ。みずからの〈感情〉を変えるのは簡単ではない。嫌なのものはどうしたって嫌だし、気分が乗らないのを無理に「乗る」ようにすることも大変な労力を必要とする。</p>



<p>そこで〈感情〉をどうにかしようとするのは早々にあきらめてしまう。発想を転換し、〈感情〉ではなく<strong>〈行動〉に焦点をあてて仕事に臨めばいい</strong>。</p>



<p>〈感情〉は簡単に変えられないが、<strong>〈行動〉は自分の意思で変えられる</strong>。この<ruby>原則<rt>セオリー</rt></ruby>をリモートワークに応用するのだ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">行動を〈習慣化〉する</h3>



<p>では、どうやって〈行動〉を変えていくのか？　キーワードは〈<strong>習慣化</strong>〉だ。</p>



<p>毎日、決まった時間に決まった〈行動〉をおこなうよう〈習慣化〉してしまう。そこには「なんだかモチベーションが上がらないな」「やる気が出ないな」などといった〈感情〉が入りこむ余地はない。モチベーションが上がろうとどうだろうと、<strong>余計なことは考えず粛々とその〈行動〉をおこなえばいい</strong>だけだからだ。</p>



<p>「いや、そもそも行動する気が起きないのだが？」と、あなたは反論するだろう。〈行動〉を具体的にどうやって〈習慣化〉すればいいのか？　これについては別のブログに書いた記事を参考にしてほしい。</p>



<p><a href="https://tensi-no-match.info/motivation-to-write-a-novel.html" target="_blank" rel="noreferrer noopener">【関連記事】小説を書くのにモチベーションなんかいらない──行動科学マネジメントの実践</a></p>



<p>ただ、参考のために挙げておいてナンだが、じつはリモートワークための〈行動〉を〈習慣化〉するのは、小説を書くことよりも難しくない。</p>



<p>趣味で小説を執筆する場合とは異なり、仕事は多かれ少なかれ「やらなければならないこと」。趣味のように「やってもやらなくてもいいこと」に取りかかる場合に比べて、仕事の着手には心理的な強制力が働くのだ。</p>



<p>もっといえば、「歯を磨く」「シャワーを浴びる」などの行動はあなたにとって毎日のルーチンワークのはず。「さあ、歯を磨くぞ」などと気合いを入れる必要はないし、「モチベーション」など問題にならないだろう。</p>



<p>リモートワークのための〈行動〉もそんなルーチンワークにしてしまえばいい。つまり、「仕事をする」といった負担のかかる行動ではなく、のちに述べるように「デスクを片づける」のような簡単な行動に置きかえてしまえばいいのだ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">空間の〈モード〉を変える</h3>



<p>もうひとつ、リモートワークを上手におこなうためのポイントがある。それは<strong>空間の〈モード〉を変える</strong>ことだ。</p>



<p>なぜ、会社のオフィスでは仕事ができるのに、自宅ではやる気が出なかったり、心理的な抵抗が生まれたりするのか？　それは<strong>自宅では〈モード〉が切りかわらない</strong>からだ。</p>



<p>逆にいえば、〈モード〉が変われば、やる気が出たり心理的な抵抗がなくなったりする。</p>



<p>脳科学の専門家ではないので科学的なエビデンスは提示できないが、自分自身の実体験から述べるなら、<strong>自分の“脳”を騙すことはたやすい</strong>。「騙されたと思ってやってみて」は古典的な頼みかただが、やってみるとほんとうに脳を騙すことができるのだ。</p>



<p>〈モード〉を変えると、「いまは仕事をする時間なんだな」「これから遊んでもいいんだな」と、<strong>脳が勝手に勘違いしてくれる</strong><small>（実際は勘違いではないのだが）</small>。</p>



<p>〈Gyahun工房〉が、寝起きしたり映画を観たりするのとおなじ空間でもしっかり仕事ができる理由は、この〈モード・チェンジ〉にある。</p>



<p>ようするに、この<strong>〈モード・チェンジ〉を〈習慣化〉</strong>してしまえば、リモートワークがうまくいくというわけだ。</p>



<h2 class="deco-gray wp-block-heading">リモートワークを〈モード・チェンジ〉で攻略する</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="614" src="https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2020/05/remote-work-tips_02-1024x614.png" alt="" class="wp-image-565" srcset="https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2020/05/remote-work-tips_02-1024x614.png 1024w, https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2020/05/remote-work-tips_02-300x180.png 300w, https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2020/05/remote-work-tips_02-768x461.png 768w, https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2020/05/remote-work-tips_02-1536x922.png 1536w, https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2020/05/remote-work-tips_02-2048x1229.png 2048w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption><span class="cap"><small>▲空間にお布団をしけば「就寝モード」になる。</small></span></figcaption></figure>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="614" src="https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2020/05/remote-work-tips_03-1024x614.png" alt="" class="wp-image-568" srcset="https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2020/05/remote-work-tips_03-1024x614.png 1024w, https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2020/05/remote-work-tips_03-300x180.png 300w, https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2020/05/remote-work-tips_03-768x461.png 768w, https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2020/05/remote-work-tips_03-1536x922.png 1536w, https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2020/05/remote-work-tips_03-2048x1229.png 2048w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption><span class="cap"><small>▲お布団を片づけ、デスクの向きを変えると「仕事モード」に。</small></span></figcaption></figure>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="614" src="https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2020/05/remote-work-tips_04-1024x614.png" alt="" class="wp-image-570" srcset="https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2020/05/remote-work-tips_04-1024x614.png 1024w, https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2020/05/remote-work-tips_04-300x180.png 300w, https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2020/05/remote-work-tips_04-768x461.png 768w, https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2020/05/remote-work-tips_04-1536x922.png 1536w, https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2020/05/remote-work-tips_04-2048x1229.png 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption><span class="cap"><small>▲リクライニングチェアを置けば、簡易なホームシアター環境が完成。映画や音楽を堪能できる。</small></span></figcaption></figure>



<p>今回は、リモートワークのコツとして、この〈モード・チェンジ〉の方法を紹介する。いずれも<strong>〈Gyahun工房〉が毎日実践している</strong>ものだ。</p>



<p>〈モード・チェンジ〉を習慣化してしまえば、なんだかやる気が出ない日、モチベーションが上がらない週明けも、気づいたときには、パソコンに向かいキーボードを叩いている。</p>



<p>もちろん、住宅事情はさまざまだから、ここで述べる方法がすべてあなたに適切とはかぎらない。それでも、多少なりとも参考にしていただければ幸いだ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">１．布団をたたむ</h3>



<p>寝室と仕事場を別に用意できるなら、それに越したことはない。だが、ワンルームマンションなど、生活と仕事の空間を分けられない場合はどうする？</p>



<p>〈工房〉はワンルームマンションではないが、寝起きをするのとおなじ空間で仕事をしているのはすでに述べたとおり。そこで、<strong>仕事にとりかかる前には寝具を片づける</strong>ようにしている。これだけで、けっこう部屋の印象は変わるものだ。</p>



<p>もし、あなたの寝室と仕事部屋がおなじで、なおかつベッドで寝ているなら、布団に切りかえるか、折り畳みベッドの導入を検討するとよいだろう。</p>



<p><span class="cap"><small>ちなみに、〈工房〉では“シエスタ制度”を採用している。昼食のあと、朝片づけた布団をしきなおして〈お昼寝モード〉に変える。“お昼寝”をはさんで午後の仕事に臨むスタイルだ。ただ、人によっては布団で寝ると長時間眠ってしまう危険性があるため、布団で“お昼寝”をするのはおすすめしない。</small></span></p>



<h3 class="wp-block-heading">２．服を着替える</h3>



<p><strong>仕事をするときは服を着替えている</strong>。これも〈モード・チェンジ〉に有効だ。スーツやネクタイを着こむほどかしこまる必要はない。近所を散歩できるくらいの格好であれば充分に機能する。</p>



<p>たとえば、スウェットのようにビジネスにふさわしくないラフな格好であっても、プライベートの服<small>（パジャマなど）</small>とちがってさえいれば〈モード〉を変えることができる。</p>



<h3 class="wp-block-heading">３．掃除をする</h3>



<p><strong>仕事を始める前にはかならず掃除をしている</strong>。</p>



<p>あなたは「そこまでやるのは面倒くさい」「週末にしっかり掃除しているから必要ない」と思うかもしれない。だが、これは仕事場をキレイにすることが目的ではないのだ<small>（もちろん、結果的にキレイにはなるが）</small>。</p>



<p>掃除をするのは心理学の「<strong>作業興奮</strong>」という効果を狙っているからだ。作業興奮とは、手足を動かしているうちに自然にやる気がわいてくる作用をいう。</p>



<p>したがって、本腰を入れて掃除する必要はない。デスクの上を片づける、ハンディモップでホコリをはらうなど、ちょっとしたコトでかまわないのだ。</p>



<p>なにも考えず、日課として手足を動かしていると、<strong>いつの間にか脳が“仕事モード”になっている</strong>から不思議だ。</p>



<div class="wp-block-group"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-flow wp-block-group-is-layout-flow">
<h3 class="wp-block-heading">４．デスクを移動する</h3>



<p>〈工房〉のデスクにはキャスターがついており自由に移動させることができる<small>（これは先述の「掃除」の際にも便利だ）</small>。<strong>プライベートと仕事でデスクの位置を変える</strong>ことで〈モード・チェンジ〉をおこなっている。</p>



<p>デスクの向きを90度回転させるだけで、意外に気分は変わるものだ。「仕事をするときは窓際」などと決めてしまえば、デスクを窓のほうに動かしただけで、脳は〈仕事モード〉になってくれる。</p>
</div></div>



<div class="wp-block-group"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-flow wp-block-group-is-layout-flow">
<h3 class="wp-block-heading">５．BGMを変える</h3>



<p>あなたはパソコンやスマホにイヤフォンをつなぎ、好きな音楽を聴きながら作業をしているかもしれない。</p>



<p>作業の種類ごとにBGMを変えるのも〈モード・チェンジ〉に役立つ。</p>



<p>〈工房〉では、<strong>仕事とプライベートでBGMを切りかえる</strong>だけでなく、掃除や就寝のときにも専用の音楽をかけるようにしている<small>（現在、7種類の音楽を用意している）</small>。</p>



<p>ちなみに、原稿を書くときはあえて音楽を流していない。「BGMなし」もひとつの〈モード〉として機能する。集中力を高めるのにも効果的だ。</p>
</div></div>



<div class="wp-block-group"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-flow wp-block-group-is-layout-flow">
<h3 class="wp-block-heading">６．パソコンを使い分ける</h3>



<p>〈モード・チェンジ〉を徹底するなら、<strong>プライベートと仕事で、別々のパソコンを用意する</strong>のも手だ。</p>



<p>〈工房〉には、iMac<small>（デスクトップパソコン）</small>、MacBook Pro<small>（ノートパソコン）</small>、Windowsのノートパソコンの３台が稼働している。iMacとWindows機はプライベート、MacBook Proは仕事用だ。もっともフリーランスは、プライベートと仕事の境界があいまいになりがちなので、MacBook Proはおもにクライアントワーク用と決めている。</p>



<p>パソコンを複数用意するのは、故障した場合でも仕事をつづけられるようにする“保険”の意味もある。</p>



<p>とはいえ、もしあなたがサラリーマンなら、パソコンを複数用意するのは現実的ではないかもしれない<small>（会社の規定などもあろう）</small>。その場合は、たとえばテーマカラーや壁紙などの設定を仕事とプライベートで使い分けてはいかがだろう。それでも充分に効果がありそうだ。</p>
</div></div>



<hr class="wp-block-separator"/>



<div class="wp-block-group"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-flow wp-block-group-is-layout-flow">
<p>これからは、フリーランスだけでなく、サラリーマンもオフィスに出勤せず、<strong>リモートワーク（在宅勤務）で仕事をする人が増えていく</strong>と予想できる。</p>



<p>自宅の作業環境をどう整えるか、重要な課題になっていくはずだ。</p>



<p>今回の記事を、あなたの<strong>プロフェッショナルとしてのふるまい</strong>に少しでも役立てていただければ幸いだ。</p>
</div></div>



<div class="wp-block-group"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-flow wp-block-group-is-layout-flow"></div></div>



<div class="wp-block-group"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-flow wp-block-group-is-layout-flow"></div></div>



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		<title>フリーランスって、お金はあまり必要ないのかも</title>
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		<dc:creator><![CDATA[米田政行]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 01 Sep 2019 02:00:16 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[フリーランス]]></category>
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					<description><![CDATA[「フリーランスはサラリーマンの倍は稼がなければならない」と言われます。でも、「フリーランスって、お金はあまり必要ないのかも」という仮説（テーゼ）が頭に浮かんだので、今回はその思索をまとめてみます。 なぜフリーランスは〈お [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>「フリーランスはサラリーマンの倍は稼がなければならない」と言われます。でも、「<strong>フリーランスって、お金はあまり必要ないのかも</strong>」という仮説<small>（テーゼ）</small>が頭に浮かんだので、今回はその思索をまとめてみます。</p>



<h2 class="deco-gray wp-block-heading">なぜフリーランスは〈お金〉がたくさん必要？</h2>



<p>「フリーランスはサラリーマンの倍は稼がなければならない」とする説の根拠のひとつは〈<strong>経済的不安定性</strong>〉でしょう。乱暴にいえば、サラリーマンなら１か月ボーッと過ごしても、月末に給料が振り込まれる。しかし、フリーランスは実際に仕事をして成果を上げなければ報酬を得られない。そもそも仕事が安定的にあるとは限らない。仕事をしてもクライアントから報酬が支払われないことさえある。<strong>さまざまなリスクに備えるには、お金はたくさんあったほうがいい</strong>、というわけです。</p>



<p>もうひとつの根拠は、<strong>税金や資金</strong>でしょうか。サラリーマンなら、銀行口座に振り込まれたお金はそのまま使えますが、フリーランスは振り込まれたお金のなかから、税金を払わなければならない。仕事によっては、事業を続けるための資金を確保する必要もあります。</p>



<p>これらは理にかなったもので、もちろん否定はできません。ただ、そこには「<strong>サラリーマンとおなじ生活を送るには</strong>」という前提がある気がします。その前提を疑うなら、じつは巷で考えられているほど、フリーランスにお金は必要ない、と思うのです。</p>



<h2 class="deco-gray wp-block-heading">フリーランスは〈人生〉に自由であるはず</h2>



<p>〈フリーランス）の「<strong>フリー<small>（自由）</small></strong>」とはどういう意味でしょう？　なにから「自由」なのか。</p>



<p>サラリーマンは会社と雇用契約を結んでいます。この契約は安定的な〈お金〉を保証する代わりに仕事に対する「自由」を制限します。一方、フリーランスは、会社と緩やかな契約を結びますが、〈お金〉の保証は限定的です。その代わり、サラリーマンより仕事に対して「自由」があります。</p>



<p>〈フリーランス〉の「フリー（自由）」とは、<strong>〈仕事〉に対して「自由」である</strong>と考えられます。</p>



<p>しかし、もっと視野を広げれば、フリーランスはサラリーマンよりも<strong>〈人生〉に対して「自由」である</strong>といえます。この点について、もう少し考えてみましょう。</p>



<h2 class="deco-gray wp-block-heading">フリーランスは〈仕事〉と〈人生〉を融合させられる</h2>



<p><strong>サラリーマンが仕事をする目的</strong>はなんでしょう？　いろいろな答えがあるとは思いますが、とどのつまり<strong>〈お金〉を得るため</strong>でしょう。私自身が数か月前までサラリーマンだったので、その考えは骨の髄まで染みついています。もし〈お金〉を得られないとしたら、その仕事をしているでしょうか？　「サラリー（給料）マン」というコトバの意味を考えても、それはあり得ないでしょう。</p>



<p><em>「え？　フリーランスもおなじでしょ？　〈お金〉のために仕事をしているんでしょ？」</em></p>



<p>そう思う人もたくさんいるはず。いや、実際、私も最近までその考えに疑いを持っていませんでした。</p>



<p>なぜ〈お金〉を得る必要があるのか？　単純にいえば「<strong>生活のため</strong>」でしょう。その答えの根底には<strong>「〈仕事〉と〈生活〉は別のモノ」</strong>という意識があります<strong>。</strong></p>



<p>「<strong>ワーク・ライフ・バランス</strong>」というコトバはすでに社会に定着しています。解釈はさまざまですが、「ワーク（仕事）」だけでなく「ライフ（生活）」もバランスよく充実させていく点は共通しているでしょう。</p>



<p>〈ワーク〉と〈ライフ〉のバランスをとるのは、<strong>〈ワーク〉と〈ライフ〉は別のモノであることが前提</strong>となるはずです。これまで〈ワーク〉に偏りがちだったのを〈ライフ〉にも目を向けようとするのは、両者をはっきり区別していないと成り立たない話です。</p>



<p>そして、この<strong>「ワーク・ライフ・バランス」は、サラリーマンにしか有効でない</strong>ことにお気づきかと思います。</p>



<p><em>「え？　フリーランスも〈ワーク〉と〈ライフ〉のバランスが大事なのでは？　仕事のしすぎはよくないでしょ？」</em></p>



<p>と思う人は、善し悪しはともかく、典型的なサラリーマンの思考から抜け出せていません——“フリーランス１年生”の私が偉そうに言う資格はないかもしれませんが。</p>



<p>先に述べたように、「〈人生〉に対して「自由」である」ということは、<strong>〈人生〉をみずからが「自由」にデザインできる</strong>。それこそがフリーランスの最大のメリットのはずです。逆にいえば、〈人生〉を自分で自由にデザインしないのであれば、フリーランスをやる意味はないわけです。</p>



<p>〈人生〉を自分でデザインできるなら、<strong>〈ワーク〉と〈ライフ〉を融合させることもできる</strong>はず——というより、融合させるべきなのです。</p>



<p>逆に、〈ワーク〉と〈ライフ〉が別のモノと考えるならば、<strong>〈ワーク〉で得た〈お金〉を〈ライフ〉のために使う</strong>、あるいは〈ライフ〉のために〈ワーク）を行なう。そんな発想になると思います。それがすなわちサラリーマン的な思考ということになります。</p>



<h2 class="deco-gray wp-block-heading">手段としての〈お金〉は少なくて済む</h2>



<p>そもそも<strong>〈お金〉とはなにか？</strong>　これも人によって答えは変わるでしょうが、私は<strong>〈人生〉を充実させるための道具（ツール）である</strong>と考えています。つまり、〈人生〉の充実という「目的」に対する「手段」です。</p>



<p>ということは、<strong>〈お金〉とは別の手段で〈人生〉を充実させられるのならば、その手段としての〈お金〉は必要ない</strong>ことになります。</p>



<p>事業家の山口揚平氏は<strong>『１日３時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法』</strong><small>（プレジデント社）</small>のなかで、「21世紀は個人がお金の代わりになるような信用を創る時代である」と述べ、〈お金〉の重要性が低下していくと語っています。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p>わざわざ店舗まで行き、お金を払ってモノやサービスを手に入れる必要が日に日に薄れている。あえて実店舗で買う必要があるのは生活必需品だけ。欠かせないものは交通機関くらいで、中央銀行通貨を介さずに互いに価値を交換する度合いが急激に高まっているのだ。</p></blockquote>



<p>先に、「〈ワーク〉で得た〈お金〉を〈ライフ〉のために使う」と述べましたが、〈ライフ〉に使うとはどういうことでしょう？　ひとつは、山口氏の言うように「生活必需品」つまり「生命維持に必要なモノ」を買うことでしょう。それほかに〈ライフ〉で必要になりそうなのは、趣味や娯楽に使う〈お金〉になるかと思います。</p>



<p>しかし、〈ワーク〉と〈ライフ〉を融合してしまえば、<strong>その趣味や娯楽は〈ワーク〉に組み込まれていく</strong>はずですから、「〈ワーク〉で得た〈お金〉を〈ライフ〉のために使う」という話は成り立たなくなります。</p>



<p>そうなると、<strong>ほんとうに必要な〈お金〉の量は、私たちが考えているよりも少なくてすむ</strong>はずなのです。</p>



<p>そもそも、<strong>〈お金〉を「手段」ではなく「目的」にしまう愚</strong>は、みなさんもよく理解しているでしょう。〈お金〉をいっぱい稼いでいるけど、まったく幸せそうでない人はたくさんいます。〈お金〉は必ずしも人を幸福にしないのです。</p>



<h2 class="deco-gray wp-block-heading">〈お金〉で買えないモノに目を向ける</h2>



<p>フリーランスは〈お金〉を得ることを目的とするのではなく、むしろ<strong>〈お金〉で買えないモノ、あるいは〈お金〉の代わりに失っているモノ</strong>にもっと目を向けるべきかもしれません。</p>



<p>前述の山口氏は「〈お金〉で買えないモノ」の例として「<strong>信用</strong>」を挙げています。フリーランスとしての<strong>〈知見〉や〈専門的なスキル〉</strong>なども、〈お金〉では得られないモノの典型でしょう。</p>



<p>また、「〈お金〉の代わりに失っているモノ」はなにかと考えると、それは〈<strong>時間</strong>〉かもしれません。</p>



<p>サラリーマンは、みずからの〈時間〉を〈お金〉に交換して生きているといえます。〈時間〉とは〈寿命〉、すなわち〈命〉のことです。まさに〈命〉を削って〈お金〉を得ている。そのしくみは（雇用契約を結んでいる以上）サラリーマンの宿命ですから、変えることは不可能です。</p>



<p>フリーランスのなかにも、日々仕事に追われている人もいるでしょう。その結果、〈お金〉をたくさん得ているかもしれない。けれども、それは<strong>〈命〉を〈お金〉に変えている</strong>のかも。フリーランスはサラリーマンのように「〈命〉を犠牲にして仕事をする」ことが求められているわけではありません——というより、そういう働き方をしているなら改めるべきなのでしょう。</p>



<hr class="wp-block-separator"/>



<p>ここまで述べてきたのは、あくまで<strong>〈フリーランス〉の生き方のひとつ</strong>でしかありません——というより、フリーランスは<small>（もしかするとサラリーマンも）</small>型にはまらず多様な生き方を模索することがこれからの時代に求められているともいえます。</p>



<p>また、たくさん<strong>〈お金〉があるからこそ実現できるコトもたくさんある</strong>でしょう。〈お金〉とはなにか？　という根本的な問題はこれからも追究していく必要はあります</p>



<p>さらには、「〈お金〉は少なくてよい」という理由で、富みの偏りといった政策・社会システムの問題に目をつぶるのも、社会人の態度ではないと考えます。むしろ、フリーランスとして徹底的に追及していくべきでしょう。</p>



<p>結局のところ、コトの本質は〈お金〉の多寡ではなく、「<strong>〈お金〉はあくまで手段であり、目的にしてはならない</strong>」という当たり前の真実を今回は確認しただけなのかもしれません。でも、サラリーマン時代にはそこまで考えがいたらなかった（考えても意味がなかった）のも事実です。</p>



<p>初心を忘れず、当たり前のことを当たり前としてフリーランス活動をつづけていきたいものです。</p>
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		<title>フリーランスとして開業しても失業手当が支給される</title>
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		<dc:creator><![CDATA[米田政行]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 15 Jun 2019 22:00:35 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[フリーランス]]></category>
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					<description><![CDATA[「自分はフリーランスになるから、失業保険なんて関係ない」と思っている人もいるかもしれない。会社を辞めたあと、すぐに〈開業届〉を出そうとしているなら、いったんストップだ。ハローワークに行ってからでも遅くない。 「フリーラン [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>「自分はフリーランスになるから、失業保険なんて関係ない」と思っている人もいるかもしれない。会社を辞めたあと、すぐに〈開業届〉を出そうとしているなら、いったんストップだ。ハローワークに行ってからでも遅くない。</p>
<p>「<strong>フリーランスとして開業しても失業保険<small>（失業手当・失業給付）</small>を得られる</strong>」。この事実は意外に知られていないのではなかろうか<small>（私は退職後の手続きを調べるまで知らなかった）<a href="/situgyouteate.html#tyu1">*１</a></small>。</p>
<p>フリーランスとして開業した場合に支給される失業手当は「<strong>再就職手当</strong>」という名目になる。文字どおり企業に再就職する（雇用契約を結ぶ）ケースが想定されているが、<strong>「事業を開始した場合」（法人・個人事業主）にも適用される</strong>。もちろん、不正や裏技的な方法ではない。<strong>正規に定められている</strong>。</p>
<p>開業直後は十分に収入を得られない人も多いはず。そんなとき“失業手当”は経済的な安定、ひいてはココロの平穏の助けとなってくれる。おおいに利用したい制度だ。</p>
<p>今回は<strong>フリーランスとして開業し“失業手当”を得るためのポイント</strong>を紹介していこう。</p>
<p>なお、失業手当の基本的な手続きについては省略させていただく。ぜひ<a href="/situgyouteate.html#hellowork">ハローワークのサイト</a>で調べたり窓口で問い合わせたりして、慎重にコトを進めてほしい。</p>
<p class="well"><span class="cap" style="color: #ff0000;"><small>この記事は、実体験にもとづいて可能なかぎり正確な記述を心がけていますが、手続きを行なう時期や地域によっては運用のしかたが異なる場合があります。前述のとおり、ここで紹介する方法は正規に定められたものであり、適宜ハローワークの職員と相談しながら進めていただくことをおすすめいたします（職員にはしっかりと説明する義務があります）。</small></span></p>
<p><span class="cap"><small><a id="tyu1"></a>*1:ネットで検索すると、「フリーランスになると失業手当はもらえない」などと述べたサイトが見つかる。じつはこれは誤りではない。理由のひとつは、フリーランスへ“失業手当”が支給されるようになったのが2014年以降であること（したがって、記事の更新時期に注意しよう）。</small></span></p>
<p><span class="cap"><small>さらに、記事をよく読むと「失業手当はもらえないが、再就職手当はもらえる」という趣旨だったりする。むしろ正確な記述といえるが、混乱のもととなるのも事実だ。この点も注意したい。</small></span></p>
<h2 class="deco-line">失業認定を受けてから開業する</h2>
<p>フリーランスとして開業した場合、<strong>“失業手当”<small>（再就職手当）</small>が支給されるには、次の要件をすべて満たす必要がある</strong>。ハローワークから渡される『雇用保険受給資格者のしおり』<small>（受給資格決定日にもらえる小冊子）</small>から引用しよう<small>（太字は原文ママ）</small>。</p>
<blockquote>
<p>（１）<strong>事業を開始した日（事業開始の準備に専念する場合はその日以降の準備期間を含みます。）の前日までの失業の認定を受けたうえで</strong>、支給残日数が所定給付日数の<strong>３分の１以上</strong>であること。</p>
<p>（２）事業の開始により<strong>自立することができると認められるもの</strong>であること。</p>
<p>（３）「待期」が経過した後、事業を開始したこと。</p>
<p>（４）離職理由により「給付制限」を受けた場合</p>
<p style="padding-left: 40px;">⇒<strong>最初の１か月が経過した後に</strong>事業を開始したこと。</p>
<p>（５）<strong>過去３年以内の就職</strong>について、「再就職手当」、「常用就職支度手当」の支給を受けていないこと。</p>
<p style="text-align: right;"><span class="cap"><small>出典：『雇用保険受給資格者のしおり』</small></span></p>
</blockquote>
<h3 class="deco-gray">〈開業届〉を出すタイミングに注意する</h3>
<p>最大のポイントは（３）と（４）、すなわち<strong>事業を始める<small>（〈開業届〉を出す）</small>タイミング</strong>だ。</p>
<h4>給付制限がない場合</h4>
<p><a id="kyuufunai"></a><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-371" src="http://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2019/07/situgyouteate-01.jpg" alt="失業手当の図01" width="1000" height="423" srcset="https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2019/07/situgyouteate-01.jpg 1000w, https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2019/07/situgyouteate-01-300x127.jpg 300w, https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2019/07/situgyouteate-01-768x325.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></p>
<p>会社都合による退職などで給付制限がない場合は、待期<small>（受給資格決定日を入れて７日間）</small>が経過したあと、すぐに事業を開始して<small>（〈開業届〉を出して）</small>構わない。</p>
<h4>給付制限がある場合</h4>
<p><a id="kyuufuaru"></a><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-377" src="http://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2019/07/situgyouteate-02.jpg" alt="失業手当の図02" width="1000" height="423" srcset="https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2019/07/situgyouteate-02.jpg 1000w, https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2019/07/situgyouteate-02-300x127.jpg 300w, https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2019/07/situgyouteate-02-768x325.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></p>
<p>自己都合による退職などで給付制限がある場合は、やや注意が必要だ。</p>
<p>給付制限は３か月間だが、<strong>〈再就職手当〉の条件となる事業開始<small>（〈開業届〉の提出）</small>の時機はそれとは異なり</strong>、「待期（７日間）＋１か月以降」となるのだ。</p>
<p>なお、フリーランスの場合、一般的に「事業の開始」は「〈開業届〉の提出」となるだろう。しかし、上記の時機より前に事務所の賃貸契約や資材の発注、業務委託の締結などを行なってしまうと、その時点で「事業の開始」と見なされてしまう可能性がある<small>（（３）の条件を満たさなくなる）</small>。</p>
<p>詳細はハローワークに確認してほしい。</p>
<h3 class="deco-gray">事業の継続を証明する</h3>
<p>もう１点ポイントとなるのが、「（２）事業の開始により自立することができると認められるものであること」だ。『雇用保険受給資格者のしおり』によれば、次に該当する場合をいう。</p>
<blockquote>
<p><strong>イ　受給期間内に雇用保険の適用事業主になること。</strong></p>
<p><strong>ロ　イ以外で、法人登記簿謄本（個人事業の場合は、開業届の写し）、営業許可証等により事業の開始、事業内容及び事業所の実在が確認でき、かつ１年を超えて事業を安定的に継続して行うことができると認められること。</strong></p>
<p style="text-align: right;"><span class="cap"><small>出典：『雇用保険受給資格者のしおり』</small></span></p>
</blockquote>
<p>フリーランスの場合、<strong>ロ</strong>に該当するケースが多いだろう。そうなると<strong>「１年を超えて事業を安定的に継続して行うことができる」ことを証明しなければならない</strong>。</p>
<p>ここでたいていの人が頭を悩ませるはずだ。「待期後、さらに１か月後に事業を開始するのに、むこう１年以上事業を継続できることをどう証明するのだ？　開業直後にクライアントがいるわけでもないし、未来のことなんて誰もわからないぞ」。</p>
<p>結論を言おう。これを証明するには、<strong>〈開業届〉<small>（の控え）</small>をハローワークに提示するだけでいい</strong>。実際に私が上記の点を問い合わせときに職員から得られた回答だ。</p>
<p>ただし、地域によっては「仕事の発注書」「事務所の賃貸契約書」などの提出を求められるケースもあるらしい。</p>
<p>くわしい条件はぜひともハローワークの窓口で問い合わせてほしい。</p>
<h2 class="deco-line">“失業手当”を得るためのプロセス</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-504 size-full" src="http://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2019/06/situgyouteate-04-2.png" alt="" width="1000" height="849" srcset="https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2019/06/situgyouteate-04-2.png 1000w, https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2019/06/situgyouteate-04-2-300x255.png 300w, https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2019/06/situgyouteate-04-2-768x652.png 768w" sizes="auto, (max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></p>
<p>それでは、フリーランスが“失業手当”<small>（再就職手当）</small>を得るための手順を紹介していこう。途中までは、ふつうに失業手当を得る手続きと同じだ。</p>
<h3 class="deco-gray">【１】ハローワークへ行き受給資格の決定を受ける</h3>
<p>〈離職票〉を持ってハローワークで手続きを行なう。通常はとくに問題なく受給資格が認定されるはずだ。</p>
<p>事前のアンケートで「開業の予定がある」かどうか尋ねられる場合がある。正々堂々と「予定がある」と答えて構わない……というより、そう回答しないと虚偽の事実を伝えることになってしまう。</p>
<p>そのあと職員による面談が行なわれるが、事実（開業を予定していること）をありのまま答えればいい。</p>
<p>ただし、建前上はいちおう就職の希望（どんな職種に就きたいか、給与の額など）は申請しておく必要がある。企業に就職しようと個人事業主として活動しようと、今後も仕事をしていくことには違いないのだから、「これからやりたい仕事」を書き込めばいい。書類の体裁を整えたうえで「開業を検討しているので就職は急ぎません」と正直に告げてしまっても問題ない。</p>
<p>フリーランスが〈再就職手当〉を目的としてハローワークを訪れるのは、もはや珍しいことではなく<small>*2</small>、とくに疑わしいことがないかぎり、粛々と手続きを進めてくれるはずだ。</p>
<p><span class="cap"><small>*2：実際にハローワークからそのように説明された。</small></span></p>
<p>また、このタイミングで、開業による〈再就職手当〉についても聞いておくといい。「何日以降に開業すればいいか」「どんな資料を用意すればいいのか」など、〈開業届〉を出すタイミングや支給条件などについて疑問点はすべてクリアにし、的確に手続きを進めていこう。もちろん、あとで電話で問い合わせてもいい。</p>
<h3 class="deco-gray">【２】待期（７日間）を過ごす</h3>
<p>この期間は失業状態で過ごす必要がある。前述のとおり、この期間に事業を開始する<small>（〈開業届〉を出す）</small>と〈再就職手当〉の要件を満たさなくなってしまう。「事業を開始した」と見なされる行為にも要注意だ。</p>
<h3 class="deco-gray">【３】（給付制限がない場合）開業届を提出する</h3>
<p><a href="/situgyouteate.html#kyuufunai">上図</a>のとおり、給付制限がないなら、最速で受給資格決定日<small>（最初にハローワークで手続きした日）</small>から８日目に〈開業届〉を出せる。下の<strong>【４】</strong>〜<strong>【６】</strong>は省略可能だ。→<a href="/situgyouteate.html#process8">プロセス<strong>【８】</strong>へ</a></p>
<h3 class="deco-gray">【４】「職業講習会」に出席する</h3>
<p>給付制限がある場合、さらにいくつかのタスクがある<small>（<strong>【４】</strong>〜<strong>【６】</strong>はふつうの失業手当の手続きと同じ）</small>。</p>
<p>まず、初回の失業認定日の前に「職業講習会」に出席する必要がある。ハローワークの利用方法などの説明が行なわれる。</p>
<p>初回の失業認定を受けるには、１回以上の求職活動が必要だ。この「職業講習会」へ出席すれば「求職活動」を１回行なったことになる。所要時間は１時間程度なのでぜひ出席しておこう。</p>
<h3 class="deco-gray">【５】「雇用保険説明会」に出席する</h3>
<p>失業手当の手続きについて、さらにくわしい説明が行なわれる。ここで「雇用保険受給資格者証」を渡されるので、必ず出席しよう。</p>
<p>「雇用保険受給資格者証」は今後の手続きに必要となる重要な書類だ。たとえば国民健康保険の減額手続きなどにも使われる。必ず受け取っておこう。</p>
<h3 class="deco-gray">【６】初回の失業認定手続きを行なう</h3>
<p>【４】の「職業講習会」に出席していれば、支給条件はクリアするはず。決められた日時に来所しないと問題が生じるので注意しよう。</p>
<h3 class="deco-gray">【７】（給付制限がある場合）開業届を提出する</h3>
<p><a href="/situgyouteate.html#kyuufuaru">上図</a>のとおり、給付制限がある場合、待期（７日間）＋１か月後以降に〈開業届〉を提出する。</p>
<h3 class="deco-gray"><a id="process8"></a>【８】〈再就職手当〉の手続きをする</h3>
<p>税務署に〈開業届〉を提出したら、〈開業届の控え〉を持ってそのままハローワークへ行き、〈再就職手当〉の手続きをしよう。</p>
<p><a href="/situgyouteate.html#i-16">のちに述べるように</a>、〈再就職手当〉は早く手続きするほど支給額がアップする。</p>
<p>〈再就職手当〉の申請は、事業開始日の翌日から１か月以内となっている。「事業開始日」は〈開業届〉の「開業年月日」で判定される<small>*3。</small></p>
<p><span class="cap"><small>*3：「書類を提出した日」ではない点に注意したい。逆に考えると、「事業開始日」をあるていど自分で決められることになる。私の場合、実際の提出日から１週間ほど早い日付を「事業開始日」としている（あまり早い日付にしてしまうと、条件を満たさなくなってしまうので注意）。ただし、「事業開始日」の判定はハローワークによって異なる可能性もあるので、窓口で確認してほしい。</small></span></p>
<p>なお、このとき「雇用保険受給資格者証」を返却する。上記の「国民健康保険の減額手続き」は〈開業届〉を提出する前に行なっておくといい<small>*4</small>。</p>
<p><span class="cap"><small>*4:自治体にもよるが、「国民健康保険の減額手続き」は「雇用保険受給資格者証」の原本が必要になる。</small></span></p>
<h3 class="deco-gray">【９】〈基本手当〉が支給される</h3>
<p>事業を開始する前日までの〈基本手当〉が支給される<small>（銀行口座に振り込まれる）</small>。手続きからおおよそ１週間後が目安だ。</p>
<h3 class="deco-gray">【10】〈再就職手当〉が支給される</h3>
<p>〈再就職手当〉が支給される<small>（振り込まれる）</small>のは、【９】の〈基本手当〉とは別のタイミングになる。こちらは１か月後が目安だ。</p>
<p>ハローワークによっては、支給前に電話による確認（事業を続けているかどうか）があるようだ。</p>
<p>〈再就職手当〉が支給されるかどうかは、審査ののち、郵送で通知される。</p>
<p><span class="cap"><small>＊私の場合、〈基本手当〉が２日後、〈再就職手当〉が２週間後に振り込まれた。事前の説明よりかなり早いタイミングで実行されたことになる。また電話による確認も受けていない。通知は郵送されてきたが、振り込みを確認したあとだった。</small></span></p>
<h2 class="deco-line">いくら支給されるのか？　支給額を計算する</h2>
<p>〈再就職手当〉の支給額はいくらになるのか？　もっとも気になるところだろう。〈再就職手当〉は、<strong>開業前日までの失業認定を受け、基本手当を受給したうえで、残っている日数から支給額が決まる</strong>。</p>
<p>計算式で表わせば以下のようになる。</p>
<p><a id="keisan"></a><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-394 size-full" src="http://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2019/07/situgyouteate-03b.jpg" alt="失業手当の図03" width="1000" height="240" srcset="https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2019/07/situgyouteate-03b.jpg 1000w, https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2019/07/situgyouteate-03b-300x72.jpg 300w, https://gyahunkoubou.biz/wp-content/uploads/2019/07/situgyouteate-03b-768x184.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></p>
<p>〈基本手当日額〉や〈支給残日数〉は「雇用保険受給資格者証」で確認できる。</p>
<p>最後の乗算（60%・70％）は、〈所定給付日数〉<small>（これも「雇用保険受給資格者証」に記載）</small>の３分の２以上を残して開業した場合は70％、３分の１以上の場合は60％となる。</p>
<p style="padding-left: 40px;">たとえば、<strong>〈基本手当日額〉4,000円</strong>、<strong>〈所定給付日数〉270日</strong>の人が、受給資格決定日から<strong>50日目に開業</strong>したケースで計算してみよう。</p>
<p style="padding-left: 40px;">上記の式のうち〈基本手当日額〉はわかっているので、〈支給残日数〉を〈所定給付日数〉と開業日から求める。</p>
<p style="padding-left: 40px;">待期は７日間<small>（受給資格決定日を含む）</small>なので、開業前日（49日目）までの〈基本手当〉の支給日数は49－7＝<strong>42日分</strong>になる。したがって、〈<strong>支給残日数</strong>〉は</p>
<p style="padding-left: 40px;">〈所定給付日数〉 − 〈基本手当〉支給日数 ＝ 270日 − 42日 ＝ <strong>228日</strong></p>
<p style="padding-left: 40px;">となる。</p>
<p style="padding-left: 40px;">〈支給残日数〉228日は〈所定給付日数〉の３分の２以上であるから、最後に<strong>70％</strong>をかける。</p>
<p style="padding-left: 40px;">以上の数値を<a href="/situgyouteate.html#keisan">上図</a>の式にあてはめると、〈<strong>再就職手当</strong>〉は</p>
<p style="padding-left: 40px;">〈基本手当日額〉 × 〈支給残日数〉 × 70％ ＝ 4,000円 × 228日 × 70％ ＝ <strong>638,400円</strong></p>
<p style="padding-left: 40px;">と計算できる。</p>
<p><a href="/situgyouteate.html#keisan">上図</a>の式からもわかるとおり、<strong>手続きは早ければ早いほどお得だ</strong>。</p>
<p>開業のタイミングが遅すぎると、〈支給残日数〉がなくなり、〈再就職手当〉が支給されなくなってしまう。</p>
<p>善は急げ。手続きはすみやかに済ませよう。</p>
<hr />
<p>失業手当や〈再就職手当〉のしくみはやや複雑だ。基本的な事項を頭に入れたうえで、随時<strong>ハローワークの職員と相談しながら、</strong>しっかりとスケジュールを組んで手続きをしていってほしい。</p>
<p>くどいようだが、ここで紹介した方法は正規の手続きであり、不正や詐欺的な要素は一切含まれていない。正々堂々とコトを進めていけばいい。</p>
<p>支給額は人によって異なるわけだが、経済的な保証のないフリーランスにとって、<strong>けっして軽視できない金額になる</strong>はずだ。</p>
<p>せっかく正規に用意されている制度なのだから<small>（原資の一部は自分たちが収めた保険料だ）</small>、大いに利用させていただき、今後のフリーランス活動に役立てよう。</p>
<p class="well"><strong><a id="hellowork"></a>ハローワーク・サイトの参考ページ</strong><br />
●<a href="https://www.hellowork.go.jp/insurance/insurance_guide.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">雇用保険手続きのご案内</a><br />
●<a href="https://www.hellowork.go.jp/insurance/insurance_procedure.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">雇用保険の具体的な手続き</a><br />
●<a href="https://www.hellowork.go.jp/insurance/insurance_stepup.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">就職促進給付（再就職手当）</a><br />
●<a href="https://www.hellowork.go.jp/dbps_data/_material_/localhost/doc/saishuushokuteate.pdf" target="_blank" rel="noopener noreferrer">再就職手当のご案内（PDF）</a><br />
<span class="cap"><small>＊開業による〈再就職手当〉については、『雇用保険受給資格者のしおり』（受給資格決定日にもらえる小冊子）でもくわしく説明されている。</small></span></p>
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